SEISA DOHTO UNIVERSITY

美術学部 建築学科

2023.09.13 ゼミ活動紹介 -グランピング施設 テント組み立てワークショップ-
美術学部 建築学科

今日は向井研究室の取り組みを紹介します!

今週一週間 向井研究室ゼミ生及び有志学生がグランピング施設のドームテント建設に参加しています。 この施設は向井正伸建築設計事務所で設計した施設で、基本計画や模型づくりなどではゼミ生も参加しています。

グランピング施設の模型写真(製作 向井研究室4年生) 
模型は横浜市新高島駅内BankArtにて展示したものです。

グランピングとはグラマラス(豪華な)とキャンプを掛け合わせた造語。ホテルのような快適さを兼ね備えた自然を感じることのできる建築として設計しました。施設内には宿泊ができるテント棟が2棟、それにサウナ施設もあります! テント内にはシャワーやトイレ、キッチンもあります!! 

一番最初の仕事はコンクリート型枠を止めるためのPコン穴を埋める作業!

今回はそのテント棟の組み立てに向井?ゼミ生も参加させてもらいました。 テントメーカーの指導員、施工者である藤城建設スタッフ皆さんをはじめ、施設オーナー、設計者と学生、総出での組み立てです!!  ほぼ全員が初めての作業で、指導員に指示を仰ぎながら作業を進めていきます。

1日目はテントの鉄骨部材を組み上げる作業です! 部材の数はなんと200以上! 

骨組みも微妙に長さが異なり種類もたくさんあります。それらを一つ一つ見つけて運び、組み上げのお手伝い。部材の組み合わせが難しい! しかし、力を合わせ、1日目の目標としていた1棟目のフレーム完成させました。 

換気やダクト穴のプレートを取り付けます。

隣では大工さんがすごい勢いで正確に工事を進めていきます。プロの技に脱帽。

二日目はいよいよ膜の設置です! と、その前に鉄骨の傷をタッチアップで補修します。 そして膜を張った直後、大雨に。 ただ幸いにも外膜を張った後だったため、午後はテント内で、テント膜に張力を与える作業です。 ただ、この作業が想像以上に大変。。。 ロープワークを覚えることが難しい上、単純に力不足でなかなか力が入らず、全員一苦労、、、心が折れそうに。。

???建築は現場でできている!!と 何かのドラマのセリフのような言葉を心に何度も刻む時間でした 苦笑

ということで、、、この後は後編!!