本学のグループ校である「星槎もみじ中学校」と建築学科との連携事業について，ご報告いたします。

星槎もみじ中学校は毎年，全校生徒が参加し学習成果を発表する教育プログラムに取り組んでおります。今年度も「児童生徒のコミュニケーション能力の育成に資する芸術表現体験」として「～なきむしミーシャ，空を飛ぶ?～」（原作ルイス?セプルべダ　脚本?演出　金田一仁志）を発表しました（2020年12月20日（日））。

今年の4月から，総監督を担当される中学校の大倉俊亮先生と打ち合わせを重ね，建築学科はその舞台の最後に俳優が上って演技をする台型の大道具を，舞台装置製作担当の生徒の皆さんと制作することになりました。

骨組みは，建築学科1年井上広大君と3年對馬誠君，鈴木孝徳君が制作しました。出来上がった土台を中学校に運び込んだ後，発泡スチロールを貼り，ペンキで塗装する作業を舞台装置製作担当の生徒の皆さんとおこないました。作業指導は，前述の井上君と對馬君が担当してくれました。生徒の皆さんの頑張りとともに発揮された想像力の成果が，とても素晴らしい満足のいく舞台装置となりました。

発表日に井上君と對馬君とともに観覧させていただきました。ミュージカルの完成度の高さに感心し，自分たちが中学生と共同して完成させた舞台装置が無事機能したことを確認することができました。最後に，担当された生徒の皆さんと舞台で一緒に記念撮影をしてお別れしました。

（文責：建築学科　安藤淳一）

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